2021希望の夏 対湘南工大附戦

大和スタジアムにて7月11日(日)9:55に試合開始。
1年の成長を示すはずの夏大であったが、期待とは裏腹に4回を除く毎回得点を喫し、母校チームは中盤で1点をもぎ取るのが精一杯。今年の希望の夏は不完全燃焼の夏となった。

試合経過(概要):母校は後攻。先発バッテリーは橋本(征)ー大塚。
・1回表 先制点を許す。 スコア1-0
   裏 3者凡退。
     3番山本はライトへ良い当たりを放ったが守備正面であった。
・2回表 追加点を許す。 スコア2-0
   裏 3者凡退。
     5番村山は良い当たりでセンターを突いたが好捕された。
・3回表 追加点を許す。 スコア3-0
   裏 2アウトから9番橋本(光)がDB、1番栗原が敵失で1-2塁の追撃のチャンス。
     しかし後続無く得点に至らず。
・4回表 この試合、四球を多く与えてしまい、守りを苦しくした。
     この回漸く無失点で切り抜けた。 スコア3-0
   裏 4番が三振なるも5番村山がライト前へ母校の初ヒットを放った。
     後続無く無得点。
・5回表 2点打を痛打され、毎回のように盗塁を許した。 スコア5-0
     サードはよく声を出していたが、キャッチャーに覇気が感じられず声も聞こえず。
   裏 7番前田が敵失でノーアウトで出塁。後続がゲッツ―などと振るわず無得点。
     ランナーを出すも淡白な攻撃で何とも不甲斐ない。
 ここでグラウンド整備。
 後半に希望の力を見せよ!と応援席より熱い声援が飛ぶ。
・6回表 レフトオーバーのホームランを喫した。
     追加点も許す。 スコア7-0
   裏 先頭が倒れるも2番金子がレフト前へ母校2本目のヒット。
     このチャンスに4番大塚が右中間に2塁打を浴びせ一矢を報いた。 スコア7-1
     皆の期待を背負う4番が、やっと、漸く、でも良く打った、さすが4番。
     2塁ベース上で小さくガッツポーズを見せた。
     続く5番村山もレフト前へ運んで続き1-3塁とし、応援席のボルテージは高潮。
     しかし続かず、追加点なし。
・7回表 母校ピッチャーが小林に交替。
     追加点許す。 スコア8-1
     今日の試合の元気印サード橋本(光)が1塁高投で初エラー。
     小柄な9番に左中間2塁打許す。 スコア10-1
     後続にヒット許すもレフト村山とサード橋本の中継良く好返球で本塁タッチアウト。
     キャッチャー大塚が鬱憤を晴らすように小さく”やったぜ”。
   裏 7番に代打宮島を送るも出塁できず。
     ツーアウトから9番橋本がレフト前ヒットで望みを繋いだ。
     1塁に代走瀬川を送る。
     しかし後続が断たれゲームセット。
11:50試合終了 スコア10-1(7回コールドゲーム)

 

熱戦の様子(写真):


総評:終わってみると大差の完敗であった。ボコボコに打たれたという感じがしないままに4回を除く毎回得点で母校の士気が挫けたか。追いつくチャンスも少なく1点を返すのが精一杯の力負けであった。エラーこそ1つとよく守ったが、投手陣が四死球を多く与えてしまい、試合にならなかったと言わざるを得ない。昨秋から今年の春大に掛けて大量失点には大量得点で返すという試合ぶりを多く見てきたが、この夏大ではその片鱗が見られなかったのは至極残念である。今後に期待したい。(記者S)

 

2021年07月15日