惜しかった。本当に惜しかった…

希望の夏2019は初戦を良く戦い良く頑張ったが、延長戦の末に惜敗で終えた。
選手・マネジャーには堪えただろうが現実である。
「勝ちたかった」は選手の、「勝たせてあげたかった」はOB諸氏の偽らざる気持ちであろう。

立ち上がりの失点は痛かったが、その後は良く守り10イニングを無失点に抑えていたのは立派であり、序盤、中盤に得点し良く追いついたのも見事であった。
惜しかったのは、9回裏にノーアウト満塁の大ピンチを良く凌ぎ、延長に入ってから10回、11回、12回と再三得点圏にランナーを出し続けながらも勝ち越し点を奪えなかったことである。ホームは限りなく遠かった。

敗因は多々挙げられよう。選手も分かっていよう。
特に攻撃には課題も多く見られた。早打ち、凡フライの山、山、山。
よく走った選手もいたが、ここぞというところで得点を走り取れなかった。
ヒットはそれほど出ていなかったと思うが、三振は少なく四球をよく選びチャンスを広げ、満塁の好機も何度となく呼び込んだ。
しかし、得意の終盤の”希望の底力”を発揮できなかった。あと1本、その”あと1本”が出ない。
古今共通の課題ではあるが、母校チームの一番の課題であろう。

この悔しさは自分達で晴らすしかない。
来夏に向けて活かそう、きっと!

2019年07月16日